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2006年01月01日:砂糖は何から出来ている?

さぁ、いよいよコラム第1回目です。
和菓子の原料には、「砂糖」が多く使用されています。
その「砂糖」は何から出来ているか、皆さん知っていますか?

「砂糖」の主な原料は2つ。その1つがイネ科の多年草植物「サトウキビ」です。
茎の部分から約11~16%程度の糖分が抽出されます。
亜熱帯地区で広範囲に栽培され、日本では沖縄/鹿児島が主産地です。
世界では約1億トン程度、日本では約16万トン程度栽培されています。
サトウキビのイラスト サトウキビの原産地は、ニューギニアと言われており、
東南アジアを経てインドに伝わったとされ、紀元前2000年頃にはインドで砂糖が作られたのが最古だそうです。
アラビア人によってペルシャ・エジプト・中国へ伝わり、
日本にも1200年前の奈良時代に伝来されたと言われております。

沖縄では「ウージ」と呼ばれます。
(カラオケ好きの方は、歌詞を記憶されているのでは・・・)
沖縄の畑の約半分で栽培されているそうです。

【関連項目】
 ’06年01月16日 「甜 菜」      ’06年12月01日 「砂糖の製造工程」
 ’06年12月16日 「いろいろな砂糖」 ’07年01月16日 「黒糖と和三盆糖」
 ’13年10月01日 「砂糖の歴史・世界編」 ’13年11月01日 「砂糖の歴史・日本編」

<調査員:本 社 営業部>


次回のコラムは、砂糖のもう一方の原料「甜菜」のお話です。

参考:三井製糖さんのホームページ