山久
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2006年03月16日:『つぶ餡・こし餡』どちらがお好き

もうすぐ春のお彼岸です。
お彼岸には「おはぎ」が欠かせません。

博士、「ぼた餅」とも言いますがどう違うのですか?
他にも「夜船?」「北窓?」などの名前もあるとか・・・

皆さんは、「こし餡」それとも「つぶ餡」どちらがお好きですか?
私は、断然「つぶ餡のおはぎ」が好きです。 「きな粉」も美味し~いな!
おはぎ
「ぼた餅」は、牡丹の花咲く春のお彼岸に食べる事から、 「おはぎ」は、萩の花咲く秋のお彼岸から由来してます。
又「ぼた餅」はこし餡、「おはぎ」はつぶ餡だった様です。

小豆の赤色は、邪気を払う事が出来る信仰から、彼岸に食べる風習が定着されたそうです。

秋小豆の収穫時期には、軟らかい表皮の小豆で炊いたつぶ餡の「おはぎ」でした。
春は冬を越した小豆の表皮が硬くなる為、表皮を除き漉した餡を使いました。
あなたは、「こし餡」それとも「つぶ餡」どちらがお好みですかな?

「おはぎ」には、まだ色々な名前が有ります。
作り方から由来して、餅を搗く時の掛け声の風習から
  「夜 船」:搗き知らず⇒着き知らず⇒何時着いたか分からない夜の船
  「北 窓」:搗き知らず⇒月き知らず⇒月が見えない北の窓
  「隣不知」:何時搗いたか分からない
などなど、古くから庶民のお菓子として広く親しまれていました。


【関連項目】
 ’06年02月01日 「小豆」と「ささげ」  ’06年03月16日 「お は ぎ」
 ’06年04月01日 「もち米とうるち米」 ’06年09月16日 「小豆の歴史」
 ’06年10月01日 「小豆餡」      ’06年10月16日 「白小豆」
 ’06年11月01日 「白餡と黄味餡」  ’07年02月16日 「もち米色々」
 ’07年03月16日 お彼岸と「おはぎ」 ’10年07月01日 「お米の伝来」
 ’10年08月01日 「お米について」  ’10年10月10日 「小豆の地名」
 ’11年05月11日 穀物「小豆編」   ’11年06月11日 穀物「インゲン豆編」
 ’12年04月01日 「羊かんの歴史」
  

<調査員:菓処 留庵 中村賢一>