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立春から数えて88日目、5月初旬は「農作業の目安」
とされ、この頃から霜も降りなくなり 安定した気候で
「苗代のもみまき」や「新芽の茶摘」などが始まります。
日本の歴史でお茶が登場するのは平安時代、遣唐使の
時代に伝教大師(最澄)や弘法大師(空海)が中国から
茶の実を持ち帰り、最澄が植えたそうです(805年)。
さらに、鎌倉時代には臨済宗を開祖した栄西が、お茶の種とお茶の飲み方(喫茶)を
持ち帰り各地へ広まりました。
これは現在の抹茶に近い物で、もともと薬として飲まれていました。
安土桃山時代には、豊臣秀吉の命で茶道として千利休が「茶の湯」を確立し、
貴族や武家で茶会が催されました。
江戸時代には、煎茶や玉露の製法が誕生し、親しみやすいお茶として庶民にも
浸透されました。
さて、今日の三時のおやつは、「お茶と何の和菓子」にしましょうか・・・。
【関連項目】
’12年05月01日 「お茶いろいろ」
’12年12月12日 「抹茶製造会社訪問」・宇治市・丸久小山園 (羊羹コレクション)
商 品 案 内 : 「抹茶大福」 「抹茶あんみつ」 「抹茶パフ」
次回のコラムは、「寒 天」がテーマです。